在庫状態 : 廃盤
そろばん・桜のものがたり
2011年3月11日14時46分に起こった東日本大震災、東北沿岸部各地に大被害をもたらしました。
宮城県気仙沼もその一つです、気仙沼市神山川の沿岸部に近い堤防の桜並木も瓦礫と共に押し寄せた津波を受け、塩水に浸かりながらもその土手を守りました。
そして数年後から満開の桜が復活しました、が護岸工事のため2本の桜を移植し、残りの40本の桜は市民に惜しまれながら伐採されてしまいました。
その一部が譲渡会で市民に提供されました、その残された気仙沼の力強い桜の木を何かにして残したいと、地元そろばん塾の木村祐子先生から、播州そろばんに相談がありました。
桜の木をお預かりした日から約3年、乾燥から枠製材、玉削り、玉仕上げ、組み立てと播州そろばんの技を結集して、気仙沼の地元住民の熱い思いと、満開の花を咲かせ続けた優しくも力強いこの桜を後世に伝えたい気持ち、そしてそれを形にして残す伝統的工芸品播州そろばんの匠の技が力を合わせ、「そろばん・桜のものがたり」ができ上りました。
※「そろばん・桜のものがたり」には右上の5玉に「気仙沼の力強い桜」と彫刻がしてあります。
そろばん・桜のものがたり4玉×10桁 桜材と生地玉 ※梁はブナ材
SAKU-701
サイズ:155×60×20mm
枠材料:桜材 玉材:カバ玉 梁:ブナ材 桁:竹
【枠・右側5玉1個は桜材使用】
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