日本各地の伝統工芸 そこには歴史・職人の技、そして「こころ」が込められています。
兵庫県の伝統工芸品「播州そろばん」
近江から技術が伝わり、農閑期の仕事として一大産地となりました。
最盛期には1日に1万丁ものそろばんが作られました。
枠、珠、軸だけのシンプルな道具だからこそ、職人の正確な仕事が輝きます。
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BS-TBS【全国】
6月9日(木)21時54分~ 放送終了
6月16日(木)21時54分~
6月23日(木)21時54分~
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次回予告
使いやすさを求めて〜『播州そろばん/兵庫』
そろばんの材料は木と竹だけとシンプルです。
珠(たま)の部分に使われる木は、オノオレカンバ(斧折樺)と言われる樺の木。
その名の通り斧が折れるほど堅い木です。
軸に使われるのは竹、真っ直ぐな繊維が珠の通りに適しているそう。
シンプルながらも工程は100以上に及び、それぞれの工程を専門職人が分業し、作り上げています。