東日本大震災から10年を前に、小野市垂井町のそろばん製造卸売業「ダイイチ」が、宮城県気仙沼市で被災した桜の木を使ってそろばんを製作し、被災地に贈った。
川沿いにあった桜並木58本の一部で、10年前の津波に耐えたが、堤防工事に伴い半数以上が伐採された。同社に再利用を提案した教室講師木村祐子さんは、「思いの詰まった桜が帰ってきてくれた」と感慨深げだ。
神戸新聞-2021-3
「桜のものがたり」4玉×10桁ー梁:ブナ材・桜材と生地玉
http://daiichi-j.com/archives/5041